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[Shopify] 顧客情報をCSVインポートで移行する際のエラーで注意するべきこと

・顧客情報をCSVでアップロードする際に注意することを知りたい
・顧客情報を移行する工数を知りたい

こんな疑問に答えるため、他のECからShopifyに顧客情報を移行したい場合に、注意することをまとめました。

※今回はインポートアプリは使用せずに、手動でCSVファイルをアップロードする場合です。

どのようなことが起こり得るかを知ることにより、そのことを想定した見積もりを作成することができます。

また、マーチャント側に作業してもらう場合もあるため、事前に知っておくことが重要です。

Shopifyの顧客情報をCSVファイルで移行する際にエラーになるケース

公式のヘルプには以下のエラーが記載されていますが、記載のないエラーもあるため、エラーごとにまとめてみます。

お客様CSVファイルのエラーを解決する · Shopify ヘルプセンター

CSVファイルの容量がオーバーしている

CSVファイルのサイズが1MBを超えています

CSVファイルのサイズは、1MB以下にする必要があるため、もし全顧客データのファイルが1MB以上の場合は、分割する必要があります。

別のCSVファイルをアップロードして処理中である

一度にアップロードできるCSVファイルは1つだけです

1つのファイルをアップロード中には、別のファイルをアップロードできません。

CSVファイルのヘッダが正しくない

1つ以上のヘッダーが見つかりません

一部のヘッダーが無効でした

お客様CSVテンプレートにある1行目のヘッダは変更してはいけません。列を削除したり、項目名を変えることもエラーの原因になります。

無効な記号が含まれている

句読点は使用できません。6行目に無効な引用符があります

引用符など、CSVファイルの内容に使用できない文字が含まれている場合はエラーになります。

CSVの形式が間違っている

CSVの形式が間違っています

CSVファイルは、LF改行を使用したUTF-8形式である必要があります。

 

ここまでは、それはエラーになるよね、という当たり前の内容でしたが、以下は特に気をつけたい内容になります。

Shopifyの顧客情報をCSVファイルで移行する際に特に注意したいエラー

Province Code、または Country Codeが間違っている

Province Code(州コード。日本の場合は都道府県コード)が間違っているとエラーになります。

また、Country Code(国コード)も間違っているとエラーになります。

「Province Code」は「Province」、「Country Code」は「Country」の列に対応する正しいコードを入れる必要があります。

参考) Shopify Address Countries and Provinces – Excelify App

特に移行前のサイトが海外向けに販売していた場合、エクスポートしたファイルに、国や州が明確にわかるようになっているか事前に要確認。

もし国と州がわからない場合は、移行ができないため、マーチャントに確認してもらう必要があります。この作業をパートナー側が行うと工数に大きく影響します。

メールアドレスの形式が有効でない

メールアドレスに無効なドメイン名が含まれていたり、メールアドレスの形式でないものが含まれているとエラーになります。

特に移行前のサイトでメールアドレスを間違って登録している顧客が存在する場合(そのまま登録できてしまうECの場合)、そのままCSVに入っていると、Shopifyにインポートする際にエラーになり、取り込まれません。

例えば、

  • co.jp が co.jo になっている(おそらく打ち間違え)
  • @i.softbank.co.jp になっている(co. を間違って入れている。.jp だけが正しい)

などの場合です。Shopifyは、存在しないドメイン名は親切にエラーになります。

特に移行前のサイトでエクスポートしたCSVに入っているメールアドレスの形式がそもそもおかしくなっていないか事前に要確認。

もし元のCSVが間違っている場合は、移行ができないため、マーチャントに確認してもらう必要があります。この作業はパートナー側では行えません。

電話番号の形式が有効でない

電話番号の形式でないもの(桁数がおかしいなど)が含まれているとエラーになります。

特に移行前のサイトで間違って登録している顧客が存在する場合(そのまま登録できてしまうECの場合)や、CSVの作成時に失敗して頭の「0」が取れてしまっている場合などは、Shopifyにインポートする際にエラーになり、取り込まれません。

特に移行前のサイトでエクスポートしたCSVに入っている電話番号の形式がそもそもおかしくなっていないか事前に要確認。

もし元のCSVが間違っている場合は、移行ができないため、マーチャントに確認してもらう必要があります。この作業はパートナー側では行えません。

メールアドレスが既に使用されている

電話番号が既に使用されている

インポートする際に、「同じメールアドレスまたは電話番号を持つ既存の顧客情報を上書きする」にチェックをしていれば、特に問題ありません。

移行前のECカートによっては、同じメールアドレスや同じ電話番号で複数のアカウントが作れてしまうものがあるため、そのような場合はShopifyでは上書きする必要があります。

CSVを2回以上アップロードして上書きする場合、空欄は上書きされる

CSVを複数に分けてアップロードする場合、例えば、

  • 1回目に、会員情報が全て入った会員をインポート
  • 2回目に、メールアドレスだけが入ったメルマガ会員をインポート

上記のような場合で、1回目と2回目に同じメールアドレスや電話番号の顧客が複数存在する場合、上書きをしてしまうと空白で上書きされてしまい、メールアドレス以外の情報が上書きで消えてしまうので、アップロードする順番に注意が必要です。(1回目と2回目を逆にすればOK)

 

ちなみに上記は手動でCSVファイルをインポートした場合ですので、「Matrixify(旧Excelify)」などのアプリを使用すればもっと簡単に行えます。

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toru
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フリーランステクニカルディレクター・UI/UXデザイナー。 Web制作会社10年・フリーランス6年の経験をもとにWebサイト・ECサイト構築・運用支援を行うかたわら、Web制作スキルを身につけたい方や、フリーランスを目指す方に向けて、自分の経験をもとに役に立つ情報をわかりやすく発信していきます。