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[Shopify] 離島の送料を設定する方法(無料)

・離島の送料を個別に設定したい

そんなよくある質問についてまとめてみました。

今回は、CustomShipというアプリを使用して、全て無料で設定をします。(ただし、条件を細々と設定していくためかなり大変です)

※2021年6月現在、CustomShipアプリは公開中止されているようです。

離島からの注文がどのくらいあるかにもよりますが、あまり多くない場合は無理に自動化するよりは、運用での手動対応などを検討される方が堅実かと思います。

送料の設定を変更する際には、自己責任のもとに行い、十分なテストを行ってください。万が一不都合や設定ミス等が起きた場合でも当方は責任を負いかねますのでご注意ください。

離島の送料を設定するためにCustomShipアプリを追加する

まずは「CustomShip」アプリをストアに追加します。

実は送料をカスタムするためには、プラン表の「外部サービスの計算済み配送料」にある通り、プレミアムプラン以上のみ対応しており、ベーシック・スタンダードプランは対応していません。

しかし実は日本は特例で、「CustomShip」は無料かつどのプランでも使えるようになっているようです。以前はヘルプページにもプレミアムプラン以上と記載されていたのですが、最近は記載もなくなりました。

離島の送料を設定する前にゾーンを作成する

次に、Shopify側の「設定」→「配送と配達」→「送料を管理する」を開きます。

その中の発送先のゾーンに、今回送料を設定する日本の都道府県が入っていることを確認します。ない場合は「新しい配送エリアを作成する」からゾーンを追加してください。

このShopify側の送料設定に発送先のゾーンが含まれていないと、CustomShip側でいくら送料を設定しても、エリア外で発送先の対象外となってしまい、購入できなくなってしまいます。

ゾーンは追加しても、送料はここで設定しません。ここで送料も設定してしまうと、ここで設定した送料と、CustomShipで設定した送料の両方が表示されてしまいます。

CustomShip側で送料を設定すれば、後々以下のように表示されるため問題はありません。

離島がない都道府県の送料を設定する

次に、離島以外の送料を設定します。離島でないエリアでも全てCustomShip側で設定するため、以下のように分けて設定をする必要があります。

  • 離島がない都道府県
    • 送料
  • 離島がある都道府県
    • 送料(離島以外)
    • 送料(送料)

送料が同じ都道府県が複数ある場合は、離島がない都道府県であれば、まとめて設定は可能です。

例えば、関東は東京以外は離島はありませんので、以下のような設定になります。

管理画面の「アプリ管理」から「CustomShip」を選択し、「新規送料」ボタンから送料の設定画面を開きます。

重量などの細かい条件がない場合は、設定するのは以下の3箇所のみです。

名前を入力する

名前は何でも良いですが、購入画面の「配送方法」に表示されます。

送料を入力する

このエリアの送料を「価格」の「基本価格」のところに設定します。

(ストアが税を含める設定にしている場合は税込みで入力します)

条件を設定する

こちらが肝になる設定です。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「正規表現」、価値は該当する都道府県を都道府県のISOコードで指定します。

上記は例として東京都以外の以下のいずれかの場合、という条件を設定しています。(東京都は離島がありますので除外)

JP-08:茨城県
JP-09:栃木県
JP-10:群馬県
JP-11:埼玉県
JP-12:千葉県
JP-14:神奈川県

ISOコードは以下を参照。

ISO 3166-2:JP – Wikipedia

正規表現は以下のような様々なサイトがあるので、そちらを参考にして記載します。

基本的な正規表現一覧 | murashun.jp
正規表現で文字列を含まない、否定の記述 | UX MILK

正規表現で記載しない場合は、以下のように1つ1つORで区切って記載してもOKです。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「等しい」、価値は該当する都道府県を都道府県のISOコードで以下のように指定

JP-08|JP-09|JP-10|JP-11|JP-12|JP-14

これで設定を保存し、発送先を東京都にして購入しようとした時に、チェックアウトで送料が正しく表示されていればOKです。

離島がある都道府県の、離島の送料を設定する

次に、離島がある都道府県の送料を設定していきます。

離島がある都道府県は以下になりますが、送料や対象の地域などは配送会社により異なるため、自身のショップにあった設定をする必要があります。

北海道 / 山形県 / 宮城県 / 東京都 / 新潟県 / 石川県 / 静岡県 / 愛知県 / 滋賀県 / 三重県 / 兵庫県 / 岡山県 / 広島県 / 島根県 / 山口県 / 香川県 / 徳島県 / 高知県 / 愛媛県 / 福岡県 / 長崎県 / 佐賀県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

今回は例として、北海道の離島の郵便番号2つを設定してみました。

まず、離島を設定します。今回の例は、(全部やると大変なのでとりあえず)以下の2つの郵便番号を、北海道の離島で送料が高くなる対象だとします。

043-1401 奥尻郡奥尻町奥尻
043-1402 奥尻郡奥尻町赤石

設定は以下です。

名前を入力する

先ほどと同じく、名前は何でも良いですが、購入画面の「配送方法」に表示されます。今回は「北海道(離島)」としてみます。

送料を入力する

このエリアの送料を「価格」の「基本価格」のところに設定します。

(ストアが税を含める設定にしている場合は税込みで入力します)

条件を設定する

次に北海道の離島となる条件を郵便番号で設定します。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「正規表現」、価値は該当する郵便番号で複数ORで指定します。

上記は、「043-1401」OR「043-1402」(ハイフンはなくてもOK)

というように設定しています。ハイフンあったりなかったりは顧客やストアによって異なるので、どちらの場合でも適用されるようにしています。

正規表現で記載しない場合は、以下のようにORで全部書いてもOKです(面倒ですが)。

043-1401|0431401|043-1402|0431402

これで設定を保存し、発送先を該当の離島にして購入しようとした時に、チェックアウトで送料が正しく表示されていればOKです。

離島がある都道府県の、離島以外の送料を設定する

最後に、離島がある都道府県の場合で、離島以外の送料を設定します。

今回の例だと、先ほどの以下の2つの郵便番号「以外」、

043-1401 奥尻郡奥尻町奥尻
043-1402 奥尻郡奥尻町赤石

かつ北海道の場合という設定をします。

設定は以下です。

名前を入力する

先ほどと同じく、名前は何でも良いですが、購入画面の「配送方法」に表示されます。今回は「北海道(離島以外)」としてみます。

送料を入力する

このエリアの送料を「価格」の「基本価格」のところに設定します。

(ストアが税を含める設定にしている場合は税込みで入力します)

条件を設定する

次に北海道の離島ではない、となる条件を郵便番号で設定します。

まず上の方は、北海道であるという設定をしています。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「等しい」、価値は北海道なのでJP-01と入力します。

さらに、下の方では、先ほどの離島の郵便番号「以外」という設定をしています。

上と下の条件がどちらもマッチした場合のみにこの送料が適用されます。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「正規表現」、価値は該当する郵便番号「以外」という指定で複数ORで指定します。

^(?!.*043.*1401|043.*1402).*$

※本当は離島はもっとあるので、全部設定する必要があります…

正規表現で書かない場合は、以下のようにしてもOKです(大変ですが)。

項目を「国 / 地域の2字のコード」を選択し、動詞は「含まない」、価値は以下(例)を指定します。

043-1401|0431401|043-1402|0431402

これで設定を保存し、発送先を該当の離島にして購入しようとした時に、チェックアウトで送料が正しく表示されていればOKです。

このような感じで、「離島がない都道府県の送料」、「離島がある都道府県の、離島の送料」、「離島がある都道府県の、離島以外の送料」を全て手作業で設定します(大変)。

送料が反映されない場合の対処方法

CustomShip側で送料の設定をしても、ストア側で反映されないことがあります。そのような時は、CustomShipの画面左上にある「トラブルシューティング」を押すと以下のような画面が表示されるので、「はい、Shopifyと同期します」を押せば同期されます。

以上ですが、設定がかなり細かいため、それぞれの郵便番号で購入を試すなど、テストをしっかりと行う必要があります。

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toru
フリーランステクニカルディレクター・UI/UXデザイナー。 Web制作会社10年・フリーランス6年の経験をもとにWebサイト・ECサイト構築・運用支援を行うかたわら、Web制作スキルを身につけたい方や、フリーランスを目指す方に向けて、自分の経験をもとに役に立つ情報をわかりやすく発信していきます。