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英語力ゼロで外資系IT企業で働いてからやったこと・感じたこと

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  • 外資系IT企業で英語力はどのくらい必要?
  • 英語話せなくても入れる?
  • 英語ができずに外資系に入ったらどうなる?
  • 外資系企業に入ったら何の勉強が必要?

そんな質問に、外資系のIT企業に、英語力ゼロで入った自分が経験から話せることをまとめました。

外資系の企業に入るには、英語がペラペラでないといけない。

と思っている方は多いような気がします。

しかし僕の場合、最後にきちんと英語を勉強したのは大学4年生の時でした。

いつか日本でも海外でも働けるようになりたい、と漠然と思っていましたが、初めて外資系の会社に入る30代までにやっていたことは、「バイリンガールちかさんのYouTube」を見る、くらいでした(楽しすぎて全部見てました)。でもそれくらいです。

それが、たまたま転職するときに出会った外資系企業になぜか受かり、突然英語を使わないといけなくなりました。

その経験をもとに、

記事を閲覧するメリット
  • どのくらいの英語力が必要なのか
  • 自分がどうやって勉強して業務に生かしたか
  • 英語ができることよりも大事なこと

をまとめたいと思います。

外資系に必要な英語力

外資系オフィス

まず、外資系の企業に必要な英語力は、職種によって全く異なると思います。

海外の人と直接やり取りをしないといけないような、例えば、本社に毎週報告をしたりする役職の人であったり、本社や海外の人と一緒に何かを進行するような人には、かなりの英語力は必要かもしれません。

ただ、僕のいた企業は95%くらいは日本人でしたし、毎日英語を使っている人は結構少なかったんじゃないかなと思います。

僕の場合は、Web開発のディレクターでしたので、業務内容は以下のような感じでした。

  • サイトやサービスの要望や問題点をまとめる
  • 開発に必要な要件をまとめる
  • 開発に必要な仕様を決める
  • プログラマーに依頼する →海外とやりとり
  • できたものをテストする →海外とやりとり
  • 公開する

細かくいうと、デザインもしたり、SNSマーケもしたり、運用もしたり、様々なことをしていましたが、一番多い業務は上記のような開発進行のディレクションで、海外のプログラマーと一緒に仕事をしていました。

ただ、毎週定例の会議があったり、何か話して詰めることがあれば会議はするものの、基本的にはJIRAというプロジェクト管理ツールと、Slackというチャットのやりとりでしたので、話すことよりも、書けることの方が重要でした。

また、最初に入った頃は、ビジネス英語なんてものはまったく勉強もしていなかったため、自分で試行錯誤して勉強してくしかありませんでした。

英語力ゼロで外資系に入ってからやったこと

それでは何をどうやって勉強していったのか、というと、以下のみです。

英文メールの基本を覚える

英語のメールの書き方ってわかりますか?
Regards, ってわかりますか?
もうこの辺りからまったくわからなかったので、1冊本を読みました。これで十分でした。


ネイティブに誤解なく、きちんと伝わる英文メールの基本

基礎を学び直す

中学・高校の英文法を基礎から学び直しました。意外と覚えているもので、少し忘れているものを思い出せればOKなので、本1冊で十分でした。難しい文法はいらないと思いますので、中学・高校の基礎で十分です。


中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

ひたすら真似をする

はじめのうちは上司がやりとりしていた内容や、ツール(JIRA)の過去ログを見たりしながら、徐々に書き方を真似したり、こういう場合はこう言うんだな、といったパターンを頭に入れていきました。

よく使う定型文を覚える

僕の場合は開発系の仕事だったため、たくさんやりとりをしていると、だいたいパターンが決まってくることがわかりました。そのため、はじめは「Evernote」によく使うフレーズ集としてどんどん追加していったのですが、あまりによく使うので見なくてもわかるようになりました。

Thanks for the confirmation.
確認ありがとうございます

I verified the fix.
修正を確認しました

Could you please check again?
もう一度確認してもらえますか?

のような簡単な英語のみです。

わからなければひたすらGoogle翻訳

それでもわからない時が毎日あります。そう言う時は、ひたすら「Google翻訳」です。当時はGoogle翻訳の精度があまり良くなかったのですが、最近はだいぶ精度が上がってきた印象です。

それでも完全ではないので、まずは

  1. 日本語から英語に翻訳
  2. ん、おかしいな、と言う部分を自分で直す
  3. 再度、英語から日本語に翻訳
  4. だいたい合っていればそれでGO

以上です。これでだいたい通じますし、ダメなら直すのみ。

英語がわかる人に聞く

それでもわからなければ、外資系の会社には英語がわかる人はたくさんいますので、すぐ聞く。これ簡単です。もちろん相手も暇ではないので、自分できちんと調べて考えた上で、質問内容をまとめてします。

文法と単語を毎日継続して勉強

色々やってきてわかったのは、結局のところ文法よりも単語を知らないと何もわからない、と言うことでした。なので、文法も基礎は大事ですが、単語をきちんと覚えると言うことです。それも毎日継続して。

アプリはたくさんあるのですが、以下のみで十分なような気もします。他にも良いアプリはあるので、別でまとめますね。

  • Duolingo(文法・単語・英会話が統合的に学べるアプリ)
  • Mikan(ゲーム感覚で英単語を学べるアプリ)

これらをアプリが優れているところは、毎日やりたくなるというところです。通知オンにして1週間やってみてください。楽しく続けることができること間違いなしです。

英会話スクール・オンライン英会話を継続

なんと会社で英会話スクールに行かしてもらっていました。結構自腹だと高いところだったので、太っ腹な会社でした。この時は週に3回も通っていましたが、すごく楽しく勉強になったのを覚えています。ただ、結構なお値段なので継続できるのであればそれでも良いかと思いますが、お手軽なオンライン英会話でも十分だと思います。

楽しい英会話のYouTubeを見る

やっぱり勉強は楽しくないと続かないんですよね。なので、特に楽しく身につくYouTubeをよく見ていました。

本当に楽しんで英会話を勉強できる動画チャンネル【2つだけ】 英語の勉強を始めたけど、楽しみながら勉強をしたい 楽しく続けられる勉強方法を知りたい そんな英語の勉強をはじ...

やっぱりネイティブの発音を毎日聞くと言うことは重要で、耳が慣れてくる感じはすごくありました。と言うのは、早口でも何の単語かはわかってくるんですよね。

映画を見るのもオススメです。僕の場合はちょっと多いのですが、、毎週2,3本は映画館で映画を観ます。

多分実践していたのはそのくらいかと思います。そんなに難しくないです。

英語に慣れるための環境の作り方【初心者向け】 ・突然英語を使う仕事になってしまったけどどうしよう ・英語の勉強をし始めたけど、英語に慣れるために何をしたら良いかわからない ...

外資系で働く上で英語力より大事なこと

最後に、英語力より大切なことがあります。

その企業で必要とされる経験やスキル

これがないとまず受かりません。もしあれば、英語力なんてなかったとして僕のように受かったりします。

英語やその経験を生かして今後何をしたいか

外資系で働きたい!英語を使って仕事をしたい!英語を覚えたい!と言う人は、なぜそうしたいのか、その先に何があるか、がすごく重要だと思います。

英語は関係なくても、その外資系の企業ですごくやりたいことがあるのであれば、知らないうちに英語も覚えていると思いますし、英語を使って将来こんな仕事を海外で仕事をしたい、であったりなんでも良いと思います。

そういうものがあれば仕事も英語の勉強もすごく頑張れますし、それがなければ英語はただの障害にしかなりません。

職種などにもよりますが、僕ができたからには他の誰でもできると思いますので、挑戦してみる価値はすごくあると思います。

ABOUT ME
toru
フリーランスWebディレクター・UI/UXデザイナー。大手Web制作会社10年・フリーランス6年の経験をもとに、Webサイト・ECサイト構築・運用支援を行うかたわら、Web制作スキルを身につけたい方や、フリーランスを目指す方に向けて、自分の経験をもとに役に立つ情報をわかりやすく発信しています。