- フリーランスでWebディレクターはやっていける?
- フリーランスのWebディレクターの年収はいくらだろう
- フリーランスのWebディレクターで年収が高い案件は?
こんな疑問に答えていきたいと思います。
対象となる方はこんな方です。
- 会社員のWebディレクターで、フリーランスになりたい方
- フリーランスWebディレクターの方
- フリーランスでWebデザイナーや他の職種の方
フリーランスWebディレクターの年収相場
この記事を書いている僕は、Webディレクター歴が10年ほどです。
はじめはデザイナー・フロントエンドエンジニアでしたが、後にディレクターになりました。
フリーランスのWebディレクターになってから、はじめは業務委託で週5勤務をしていましたが、年収1,000万以上を稼ぐことができました。
もちろん経験やスキル・業務範囲などにもより、年収は大きく変わってくるのですが、ざっくり分かりやすくするために、まずは私がエージェント経由の業務委託案件で過去に紹介されたことのある案件の例をランダムにあげてみます。(一部文言を編集しています)
- 大手メーカー・Webディレクター案件 単価:〜65万円/月(税込)
- Webサービス・Webディレクション案件 単価:〜85万円/月(税込)
- アプリ・Webディレクション案件 単価:〜60万円/月(税込)
- 大手クライアント・Webディレクター案件 単価:〜63万円/月(税込)
- 大手クライアント・Webディレクション案件 単価:〜65万円/月(税込)
- 有名企業・Webディレクション案件 単価:〜60万円/月(税込)
- 大手企業・ブランド/コーポレートサイト制作案件 単価:〜60万円/月(税込)
- 大手求人会社・Webサイト制作などの進行管理案件 単価:〜52万円/月(税抜)
- 大手広告代理店・ディレクション案件 単価:〜65万円/月(税込)
- ECサイト・運用更新/改善提案ディレクション案件 単価:〜55万円/月(税込)
- 有名企業・Webディレクション案件 単価:〜60万円/月(税込)
- 自社サービスサイト・ディレクション兼デザイン 単価:〜70万円/月(税込)
- 大手企業・企画開発ディレクション業務 単価:~80万円/月(税別)
- 金融サイト・ディレクション案件 単価:~50万円/月(税込)
- UXディレクター 単価:〜80万円/月(税込)
ものすごく幅が広い、、のですが、過去に業務委託でのフリーランスを4年くらい経験してきた感覚値としては、
平均すると50万円〜60万円/月(税抜)くらい(=年収600〜720万円)
最大は80万円/月(税抜)くらい(=年収960万円)
下限は40万円/月(税抜)くらい(=年収480万円)
な印象です。これは週5日の場合なので、これに別の案件もこなせばもっと収入は上がりますし、週3〜4日に減らして、他の仕事をしてもっと上がるケースもあります。
またこの中でわかるのは、同じような案件であっても、企業によってだいぶ幅があるということです。自分の希望する単価をいくらにするかがあった上で、どの案件を選ぶかや、条件の見極めが重要になってきます。
フリーランスWebディレクターの業務内容
ディレクターといえど本当に様々な業務内容があります。例えば以下です。
- 要件定義
- 企画
- 戦略策定
- コンテンツの設計
- サイトのUI/UX設計
- システムの設計
- 制作の進行管理
- 開発の進行管理
- テスト
- マーケティング
- 分析・改善
他にも多岐にわたる業務があります。
Webディレクターの職種はどの会社も人材が不足している状況にある中、企業によっても必要な人材は全く変わってきます。
今の自分が何ができ、何を得意としているか、どういった業種や企業が合っているかを把握することが必要です。
フリーランスWebディレクターの年収が高い案件
では、Webディレクター職で年収が高い案件はどのようなものがあるのでしょうか。
先ほどの例にもいくつかありますが、例えば以下のような企業・業種・業務内容になります。
- 事業会社
- 自社サービスのディレクション案件
- 開発ディレクション案件
- UX系のディレクション案件
- マーケティング系の案件
- コンサルティング系の案件
- 外資系企業
逆に年収が上がりにくいのは以下になります。
- Web制作会社
- 受託案件
- 運用更新案件
※ただしこれは感覚値であって、もちろん企業によっては逆の場合もあります。
僕は開発系のディレクションを得意としていますが、実際にこの分野でフリーランスは不足していると感じていますし、単価も高いものが多いです。なぜかというと、今はメディア・ECサイト・CMS導入サイト・アプリ構築など、システムが絡む案件がほとんどですが、これを提案・設計から制作開発進行・テスト・運用まで、すべてをスムーズに回せる人は少ないからです。
また、年収の高い案件を満たすスキルを今現在持っていなくても、その部分のスキルを上げていくことで今後単価交渉をしていくなどが可能になります。
フリーランスはWebディレクターのスキルだけでは難しい
それではフリーランスはどのようなスキルを持っている人が必要とされるでしょうか。
これは簡単で、複数のスキルを掛け合わせることです。例えば、
- デザイン x ディレクション
- フロントエンド x ディレクション
- プログラミング x ディレクション
- UI/UX x ディレクション
- 開発案件が得意 x ディレクション
- ECサイトの経験が豊富 x ディレクション
などです。もっというと、
- デザイン x フロントエンド x ディレクション x 開発進行 が得意
など3つ4つ掛け合わせると、他になかなかいない人材になります。
- SEO x ライティング x ディレクション
- アパレル経験 x ECサイト構築経験 x ディレクション
でもなんでもOKです。
特に、デザイン・フロントエンドエンジニアリングをちょっとしたものであれば自分でも作れてしまうスキルは、かなり重宝されます。また、自社で運用やグロースに力を入れる企業が増える中、マーケティングスキルを持った人も必要とされていると思います。
フリーランスのWebディレクターの人が年収を上げる方法
まとめます。年収を上げるためには、
- 自分の希望する単価をいくらにするかが重要
- 今の自分が何ができ、何を得意としているかを把握する
- 条件の良い案件を見極める
- 年収の上がりやすいスキルを高める
- 複数のスキルを掛け合わせる
- 制作・開発・マーケティングスキルを持っていると強い
フリーランスのWebディレクター案件を扱っているサイト
最後に、フリーランスのWebディレクター案件を持っているエージェントを載せておきますね。
自分のスキルでどの程度の年収が見込めるのか、どういった案件が今あるのか、無料で一度相談してみるだけでも、フリーランスの年収や条件などの感覚がわかってくるかと思います。
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