フリーランス

業務委託は正社員よりも年収が上がる?【初めてのフリーランス】

こんな疑問に答えます
  • フリーランス向けの業務委託って?
  • 業務委託で年収は上がる?
  • 残業はどうなる?
  • どうやって金額は決まる?

そんなフリーランスなりたての方や、業務委託も気になるあなたに答えます。

フリーランス向けの業務委託案件とは

フリーランスになりたての場合、業務委託で案件を受けるという選択肢があります。

業務委託とは、その企業と雇用関係はなく、企業と個人事業主(または外部の企業など)が契約を交わして、その業務に対して対価をもらうという働き方です。

その企業に会社員と同じように出社する形式が多いですが、週1から週5・全てリモートOKまで、企業や業務内容によって働き方も様々ですが、まだ週4、5日出社が多いイメージですね。

フリーランスで業務委託をすると年収は増えるか

最近では「働き方改革」の影響もあるのか、特にWeb系の職種は外部に業務を委託する企業もどんどん増えてきているイメージです。(ただ逆に、業務委託ではなくすべて正社員にしようという流れがある企業もありますが。。)

それでは、業務委託になると年収は上がるのでしょうか。

結論から言うと「人によるがほぼ上がる」ですね。

もちろん経験やスキル、前職の給与によって異なりますし、未経験には当てはまらないですが、参考までに、Web制作会社の経験がそれなりにあった自分の場合、一番最初に業務委託を受けた際は以下のような金額感でした。

会社員時代:
41万円/月

当時業務委託で紹介された案件の単価:

  • ECサイトデザイン・ディレクション案件:〜45万円/月
  • 情報系サービスディレクション案件:~55万円/月
  • 自社サービス開発ディレクション案件:~60万円/月
  • スマホアプリ開発ディレクター案件:~70万円/月
  • 大手企業コーポレートサイトディレクション案件:~65万円/月
  • 大手WEBサイトのディレクション案件:〜65万円/月

※週5勤務の場合です。上記の単価は上限のため、もう少し少ないことが多いです。

実際決まった案件の単価:
50万円/月
※この案件の上限は65万円でしたが、自分の場合はなぜか希望の金額を50万円くらいと最初に言ってしまっていたので安くなった気がします。あと金額よりも、自分に合っているかと楽しそうかで選びました。

その後金額交渉:
55万円→60万円→65万円/月

といった感じで上がっていきました。1, 2年くらいの話です。(需要があれば金額交渉の仕方は別でまとめますね。)

自分が初めて業務委託案件を探した時、思った以上に単価が高いことにびっくりしたので、意外と知らない人が多いのかなと思いました。

エージェントに自分の経験にあった案件をいくつか紹介してもらうと、今の自分がどのくらいの単価感なのかがわかるかと思います。

ただしデメリットももちろんあります。

フリーランス業務委託と正社員の年収はなぜ異なるか

予定納税

それでは、なぜ業務委託は年収が上がるのでしょうか。

業務委託は、その企業と直接の雇用関係はない反面、正社員のような保障やボーナスなどはありません。

例えば、

  • ボーナスがない
  • 研修がない
  • 健康保険の会社負担がない
  • 年金は国民年金になり受取額が減る
  • 健康診断は自分で受ける必要がある
  • 出産手当金・育児休業手当金などがない
  • 確定申告は自分でやらないといけない
  • 経費精算は自分でやらないといけない
  • 交通費も自費

などなど、すべてを自分でやらないといけませんし、支払うものも増えます。

また、契約期間が決まっているため、その先も契約が続くかはわかりません。

そういった正社員に対するコストが全くかからない分、業務委託は単価が高いわけです。

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フリーランスで業務委託の人の年収はどう決まるか

業務委託の人の年収はどう決まるのでしょうか。

自分の場合はそもそも年収というものはあんまり考えない(毎年異なる)のですが、業務委託の案件はどれも「単価」という表記になっています。

これは、月の稼働時間が「◯◯時間~◯◯時間」の場合、「◯◯万円

例えば、

稼働時間:140時間~200時間
(参考:1日「8時間」で「20日」働く場合、1ヶ月「160時間」ですね。)

この稼働時間内の場合、

単価:500,000円(税別)

といった感じで決まります。

また、上記の例の場合、稼働時間を下回ったり、超えたりする場合がありますが、

140時間を下回った場合は、1時間あたり「3,125円」減額
200時間を超えた場合は、1時間あたり「3,125円」増額

といったように超過単価・控除単価が決まっています。この例の場合は

「500,000円」÷「160時間」=「3,125円」

ですが、だいたいそのような計算で決まります。

そのためブラック企業のように、残業してお金が出ない、ということはありません。

単価はもちろん経験やスキルによって異なるため、まずは案件を見てみる、エージェントに相談してみる、とすぐにわかります。

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フリーランスで業務委託をすることの意味

ではWeb系のはみんなやったほうがいい、と思うのは違います。

そもそも、フリーランスになるということは、自分の事業を作って伸ばしたい、場所にとらわれずに働きたい、育児と両立させたい、など、会社員ではできないことや、自分のやりたいことがあるから、そういった働き方を選んだ、選びたいのだと思います。

そのため、ずっと業務委託で働くということは、正社員とあまり見かけ上は変わらずにお金だけ良い、というように見えるかもしれませんが、そこに頼るのではなく、なるべく業務委託は減らしつつ、徐々に自分のやりたいことに近づけていくようにする、というのが本来の業務委託案件の使い方ではないかな、と思いますし、そういった方には初めのうちは業務委託である程度の収入を確保しつつ、という働き方はとてもオススメです。

ちなみに業務委託であっても、会社から必要とされる人は正社員以上に単価も上がっていきますし、契約終了なんてことはほぼありませんので、そういったことはあまり心配ありませんので大丈夫です。もし案件的にずっと続く業務がなかったとしても、いくらでも他の会社の案件はあります。

エージェントを利用する流れや、比較もしてみましたので参考にどうぞ!

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リモートで場所を選ばずに働く、フリーランスWebディレクター・兼デザイナー。Web制作会社(ブラック)10年→フリーランス5年目。フリーランスを目指す方や、ディレクション力をつけたいWebデザイナー・エンジニアへ向けて、自分の経験をもとに役に立つ情報についてわかりやすく発信します。